🏇紫苑S(G3) AI予想(2020)

今年の秋華賞は出走ボーダーが菊花賞同様に高くなりそうで、出走するために賞金下位組はこのレース3着以内がほぼ必須と言っていいだろう。※印はローテ、出走距離的に回避すると見込んでいるが現状でも1500万以上に15頭、優先出走は桜花賞の1着馬、オークスの1着馬なのでともにデアリングタクトとなる。その場合賞金最上位がマルターズディオサあたりで、恐らく上位組は叩いて本番へゆとりのあるローテ、下位組は優先出走をかけた仕上げにしてくるはずだ。

その中でAIが本命を打ったのは賞金下位組のチェーンオブラヴ。出走馬の中でもキレ味は上位で、ハーツクライ産駒ということで渋った馬場でも買いやすいと思える1頭だ。調教もかなり動いており、鞍上は関東ジョッキーの石橋騎手。中山は複勝率29.4％と比較的得意な方。距離だけが不安だが条件はほぼ揃った。ここは人気薄だがあえて軸の中心として買う。

対抗は1700万でボーダーが微妙なマジックキャッスル。ディープインパクトにロベルトで渋りすぎなければ馬場は問題ないはずだ。この馬もキレ味は抜群だが、内枠に入ってしまったことで評価を上げるか下げるか。

3番手はシーズンズギフト。賞金は2000万で出走ボーダーは恐らく現状でも足りているラインだと思うが血統的には◎。ただ長期休養明けで評価を下げた。中山[1-1-1-0]という安定したコース成績と、渋った馬場が合いそうなエピファネイア産駒（ロベルト）で鞍上もリーディングジョッキーなら消す要素はないだろう。

4番手以下も賞金下位組を中心にするが、今年は同じ秋華賞トライアルのローズSが阪神ではなく中京開催。阪神は右回りだが、中京は左回り。あえて本番に近い条件に遠征してきたラヴユーライヴは抑えで買っておきたい。レッドルレーヴ、パラスアテナ、スカイグルーヴも賞金は恐らく足りておらずここでなんとしても優先出走、賞金加算したいはずだ。