「有馬記念は好きな馬を買え」私に競馬を教えてくれた方の教えです。
有馬記念はAIの予想をレース前に出す予定はありませんが
個人的な所管も含めた全頭チェックを記事にしてみようと思います。
アーモンドアイ 想定1番人気 中7週
5走平均スコア:101.94、安田記念103.5、天皇賞102.2とレベルの高いレースで3着、1着。今の所この馬が崩れる理由をつけるとすれば「初めての中山2500は合わなかった」「馬場が緩かった」「大外の枠が厳しかった」「スタートでフェラーリした」「直線不利を受け続けた」くらいか。
ロードカナロアの出走データが非常に少ないコースだが、母父サンデーサイレンスの中山2500成績は過去5年で複勝率30%前後で安定。現状の国内最強馬。馬券外に飛ぶ可能性の方が低いと現実的には考えたいだろうが…
アエロリット 想定9番人気 中7週
引退表明馬。アーモンドアイとほぼ同じローテーション。
安田記念103.0、毎日王冠101.6、天皇賞秋101.6
直近3戦は全てハナを主張して2着、2着、3着と成績は立派の一言。
クロフネ産駒の出走もデータが非常に少なく今の所血統面からは紐解けない。距離が不安視されるだろうが中山コースは[0-3-0-0]。好枠引けば穴人気するかも。
アルアイン 想定13番人気 中4週
引退表明馬。春のG1大阪杯ウィナー。
直近3走のスコアは平均くらいで少し物足りない。アエロリットに同じく中山での相性が良く[1-2-0-0]。マイル路線にシフトしていっていたが案外この距離でも走る可能性はありそうだが。
エタリオウ 想定11番人気 中3週
ずっと重賞路線を使われているが実は1勝馬。
直近3走は思った以上に走っておらず、馬体重の増減が気になる。
調教パターンに変化があれば買ってみたい1頭。思い切って坂路調教からCW、芝あたりの調教に変えたら一変する可能性も。
キセキ 想定7番人気 前走は凱旋門賞
大阪杯2着、宝塚記念2着。去年の有馬記念は外枠+秋4戦目というローテが響いたか5着。鞍上は世界の名手だけに、凱旋門賞の疲れさえなければというところだろうか。アエロリット、クロコスミア、スティッフェリオあたりとハナの取り合いで行かせて譲る可能性も高いが、番手でも問題なし。
昨年は坂路調教(最終馬なり)での出走、今年CWで好タイムなら買い要素ありか。
クロコスミア 想定14番人気 中5週
引退表明馬。直近5走中4走が牝馬限定の重賞レース。
牡馬混合のレースは札幌記念に出走しているがあまり好走出来なかった。
鞍上が1発カマす可能性もなくはないが現状は厳しそうな印象を受ける。
サートゥルナーリア 想定3番人気 中7週
負けているのが左回りの東京優駿と天皇賞秋だけ。右回り無敗。
前走が初めての古馬戦だったが、出遅れて焦りもあったのか早めに位置をとって潰れてしまった。負けたレースはテンション高+出遅れが響いている。
グランプリの雰囲気に飲まれなければジャイアントキリングする可能性もあるが当日まで買うか悩みたい1頭。
シュヴァルグラン 想定12番人気 中3週
昨年の有馬記念3着馬が12番人気まで落ちるのか・・・と大変驚いた。
今年は春先から海外レースを使われ、結果はあまり出なかったものの7歳にしては本当によく頑張っていた。
使われてきたレースからステイヤータイプと判断したく、このレースでも距離は問題ない。
海外レースの疲れがないと判断できれば馬券的に買ってみたい1頭。
スカーレットカラー 想定16番人気 中5週
直近4走は全て牝馬限定の重賞レース。
豪快な差し脚に魅力は感じるがこのメンバー相手では厳しいとみたい。
勝負手である豪脚一閃を決めるか決めないかというレースになりそう。
スティッフェリオ 想定15番人気 中7週
G1戦線ではやはり1歩2歩物足りないという印象だが、中山では掲示板を外しておらず何かしら得意傾向があるのかもしれない。オールカマーの時のように、潔い競馬ができればしぶとく粘り倒す可能性もあるか。
スワーヴリチャード 想定6番人気 中3週
今年のG1ジャパンカップウィナー。思ったより人気していないなという印象。5走平均スコアは101.64。天皇賞秋を除けば全て掲示板内と安定した成績。中山は過去3戦して馬券にはなっていないものの枠に恵まれない不運もあった。軽めの馬場であれば買うのを躊躇するが、天気予報は小雨。現状では消す要素なしか。ズブさ抜ければ買い要素プラスだが。
フィエールマン 想定5番人気 前走は凱旋門賞
今年のG1天皇賞春ウィナー。菊花賞と天皇賞春を勝っているのでステイヤー評価が高いがこの馬自信は極端に短い距離でなければどこでもこなせるという印象。鞍上変わって不運な面や、凱旋門賞の疲れだけが心配だが、調教が動いていれば買いの1手か。
リスグラシュー 想定2番人気 前走はCプレート
引退表明馬。前走直線200mにも満たないコースで豪快に差し切った末脚は見事だった。宝塚記念は早め押切りを見せ自在性もあることを示してみせた。しかし国内ではほとんど牝馬限定路線を使われてきていたため、国内では宝塚記念以外で牡の古馬と対戦しておらず評価がしづらい。中山の出走経験が無いことも気になる要素。想定人気はやや過大評価気味に映る。
レイデオロ 想定10番人気 中3週
鞍上が騎乗停止になったことで未だに未定と不運な面も。
昨年の有馬記念2着馬でここまで人気が落ちてしまうのはびっくりしているが、あの有馬記念以降どう見ても馬が全然走っていない。緩い馬場では決め手にかけるところから、週末の天気も不安要素。現状は穴候補としてしか見れないが。
ワールドプレミア 想定4番人気 中8週
今年のG1菊花賞ウィナー。今回が初の古馬戦。菊花賞はこれぞ武豊という騎乗で強さを感じさせたレースだった。ディープインパクトが去った年に、ディープインパクトの仔が有馬記念を勝つのはドラマが・・・などと口にしたくなるが、前走が初G1、今回が初の古馬戦ということを考えると4番人気は疑問視。それであれば結果は出ていないが、クラシック路線を使われ続けた同年齢のサートゥルナーリアやヴェロックスを評価したい。
ヴェロックス 想定8番人気 中8週
今年の3歳クラシック路線をひた走り全て馬券に絡むという安定感を見せた。スコアも平均を割ることは1度もなく、皐月賞では直線不利さえ無ければという内容。神戸新聞杯でサートゥルナーリアに圧巻のパフォーマンスを見せられたことで比較するとやはり1枚見劣る印象はあって仕方ないが、距離に問題はなさそうで展開次第では面白い存在になる資格は十分だ。
現状の馬券候補(枠が決まっていない段階)
本線
アーモンドアイ
スワーヴリチャード
多分抑える
シュヴァルグラン
抑えたいが人気と相談する
アエロリット
アルアイン
リスグラシュー
当日のテンション次第
サートゥルナーリア
調教次第
フィエールマン
キセキ
エタリオウ
ヴェロックス
疑う
レイデオロ
スティッフェリオ
ワールドプレミア
現状では消す
スカーレットカラー
クロコスミア